SEO - SEO対策

キャンプ入門-キャンプ用品-飯盒

キャンプ用品、特に飯盒や、ご飯の炊き方(飯盒炊爨)について説明しています。

飯盒

飯盒というと、小学校のキャンプでご飯を炊いた
黒く、上から見るとソラマメ型をした飯盒を
思い浮かべる方も多いと思います。

ソラマメ型の飯盒は、兵式飯盒と言い。名前の通り
元々は軍隊(ヨーロッパ)で使われていたものです。
飯盒の中には、外蓋に取っ手がついていて、フライパンと
しても利用出来るものがあります。
日本に入ってきたのは明治時代と言われています。
その後、日本の食事に合わせて改良され、現在の形になりました。

あのソラマメのような形は、飯盒を腰に付けて携行し易く
するためとか、焚き火にかけた時に、火が全体に回り
やすいためと言われています。
大勢でキャンプをする時等、一度に複数の飯盒でご飯を炊く時は
火の回が良いように、飯盒の背と背、腹と腹を合わせるように
火にかけます。

最近のキャンプでは、焚き火ではなくストーブを利用する事が
多くなりました。
底面がソラマメ型で縦長の飯盒は、焚火には良いのですが
ストーブでの炊飯は向きません。
そのため、ストーブでの炊飯に適した、丸型飯盒といわれる
深鍋型の飯盒も販売されており、ファミリーキャンプ等で多く
使用されています。

飯盒(兵式飯盒)には中蓋がありますが、中蓋すり切り1杯で2合です。
また、外蓋すり切り1杯で3合です。
水の量は、飯盒の横に線が2本あります。
下の線が2合の時、上の線が4合の時の水の量です。

尚、ご飯を炊く時は、中蓋は使いません。

丸型飯盒も同様ですが、丸型飯盒には5合炊きが多いです。
中蓋、外蓋の容量や、水の量を示す線などは、メーカーによって
違う可能性があるので、飯盒を購入したら確認しておきましょう。

飯盒によるご飯の炊き方(飯盒炊爨)

飯盒炊爨(ハンゴウスイサン)です。
飯盒炊飯(ハンゴウスイハン)ではありません。
飯盒炊爨に軍手は必需品です。

1.米を研ぐ
2.米を十分に水に浸す(30分以上)
 *水の量を間違えないように注意
3.火にかける。火力は最初から強火
4.噴きこぼれたら、時々噴きこぼれる程度に火を弱める
 (炊飯する米の量によっては、噴きこぼれない事もある)
5.噴きこぼれが治まり、ご飯の焦げる匂いがしてきたら炊き上がり
 炊けたかどうか不安な時は、飯盒の蓋を開けて確認し
 水っぽい時は、再び火にかける。
6.飯盒を引っくり返して、10分位蒸らして出来上がり。